結衣「いってきます！」

私井上結衣。
今日は大事な入学式、ついに私も中学生！
なんだけど…
なんと、大大大遅刻！！
ってわけで、急いでます！

結衣「っあ！翔ちゃん！」

翔ちゃんとは、私の幼なじみ
お母さんによると、1歳かららしいの！
フルネームで【上野　翔太】
私は翔ちゃんって読んでるけどね

翔太「結衣、おはよー」

結衣「何のんきなこと言ってるの？あとちょっとで遅刻！」

翔太「え、まじで！？」

結衣「とにかくいこ！」

翔太「お、おう」

今まで走ったことがないくらいの速さで
走ってて、もう無理…
私の速度が下がると翔ちゃんが、

翔太「結衣！捕まって」

結衣「え、でも…」

翔太「いいから！」

結衣「う、うん…！」

すごい！翔ちゃんの手に捕まって走ったら
いつもより全然はやい！
なんか心臓がドクドクいってる、
走ってとかじゃなくて、緊張っていうか…
なんだろ、この気持ち。

そう思っているうちにやっと学校についた

結衣「はぁ、はぁ…翔ちゃんありがとう」

翔太「いいよ別に、結衣相変わらず遅い。」

結衣「ごめんなさぁーい、」

翔太「いいけどさ、って、そこにクラスはってある」

結衣「ほんとだ！行こ！」

翔太「うん」

見事に私と翔太は同じクラス

結衣「翔ちゃん！一緒だよ！」

翔太「だな！」

なんだか翔ちゃんうれしそう！
なんか、私すごい嬉しい

結衣「教室行こ！もうチャイムなっちゃう！」

翔太「おう！」

なつかしいな、翔ちゃんと同じクラス。
小4依頼。小5と小6は違うクラスだったから。

翔太、結衣「セーーーフ！」

『キーンコーンカーンコーン』

翔太「あぶなっ」

結衣「すず！？」

鈴「ゆい？！」

結衣「うそ！嬉しすぎるよ！」

鈴は私の親友小学校6年間ずっと同クラ！
何でも言える仲なんだ

鈴「ゆい、私の隣だよ！その隣が翔太くん」

結衣「ありがと、すず！」

翔太「おい結衣、先生来てるぞ」

結衣「あっ、すみませんー」


今年はいい年になりそう！
鈴とクラス一緒だし！
翔ちゃんとも一緒だし！