「あっ!あと制服を説明するとき
モデルがいると思うんですが、
一応男子女子で用意しときました。」
そおいうとMi-Naさんは気に食わぬ顔をして、パッと思いついた顔をした
「ね!モデルあたしが選んでもいい?」
思わぬことを口にしたMi-Naさん
え?それってあり?
さすが自由人って言うか姫だな
まぁいいか…
後でモデルをしてもらう人には
断っとくか〜
「え、まぁーいいですよ…
でも、だれにするんですか?
ここの生徒で知ってる人
いるんですか?」
Mi-Naさんはキラキラとした笑顔で
「女の子はもちろん…なっちゃん!
可愛いもん!もちろんでしょ!
あと、男の子…どうしよう…
なんで海斗くん高校じゃないのよ!」
少し不満気に海斗くんを責めていた
うわーすごい兄弟が大好きなんだな
まぁ3人が舞台に立てばすごい
華やかだろうけど…
「ごめんね〜中学生で…
直也さんがいいと思うよ…俺」
責められても笑って応える海斗
は?なんで俺?
他に知ってるやついないからだな
「あ、そっか!イケメン会長の
お出ましね!よろしく!
それじゃ〜またあとでね〜」
言いたいことを言って
ヒラヒラと手を振りながら
Mi-Naさんは去って行った
その横ですみませんと言っている
かのようにちょこんと頭を下げて
海斗くんも去って行った
君は本当に中学生なのか?
姉があれだとそおなるのかな?
なんて思ってしまった
夏海ちゃん驚くかな?
「あの笑顔可愛かったな…
また見せてよ…俺にも…」
届くことのない思いをつぶやき
俺は自分の仕事に戻った
