いつから?

私がお腹を押さえるのを見ると、
ヒロは私の頭を撫でるように
優しく叩いてきた。

「歩けないほど辛いか?
楽になったら送ってくから」



その言葉と、頭に乗せられた手の重みに
涙腺が一気に緩んだ。

「…いいよ。私今イライラしてるから
きっと八つ当たりしちゃう」

そんな自分が嫌い。

だから、一人にしてほしい。


私は左頬を机にくっつけるように
顔を伏せた。


涙が出そうだったので、
顔を見られたくなかった。