な、なんか助かった・・・かも。
ホッと胸をなでおろしたけど、
あれ?
金田くんはなかなかこっちに来ない。
不思議に思って金田くんの方を見ると、
少し遠い場所からピタッと足を止めて守谷を見ていた。
「金田くん・・・?」
どうしたんだろう??
私の声が聞こえたのか、ハッとした金田くんはまた小走りでこっちにやって来た。
でもすぐに笑顔になると私の手をギュッと握って、
「帰りましょ?」
極上スマイルで私を見てくる。
なになになになにっ?!?!
可愛すぎる!!
そしてこの手は何?!
私、プチパニックです。
キュンキュンしてます。
で、でも恥ずかしいっ・・・!

