そう言った先輩の目は驚くほど冷たかった。 でもそれも一瞬のことで、すぐに微笑むと私を立たせてくれた。 「ユナと身長合うのは……カオル!右肩よろしく」 そう言うと、先輩は左肩、カオル君は右肩を支えて、肩を貸してくれた。 保健室まで歩く。その後ろには藤野くんもついて来ていた。 ガラッ 「えっ?」