「そっか」 それだけ言うと先輩は店へ入って行った。 私はどうしたものかと考えお店に背を向けて立つことにした。 正直に言うと不安。 ハルキの元カノと合わせるなんておかしいのかもしれない。 だけど、これで、あの人とハルキの間のなにかが消えるなら、それでいいとも思っていた。 ダンッ!カランコロン!バンッ! 「まってハル君!」 店内から2人がでてきたのはわずか5分程もたたないうちだった。