「うわっ!キレイですねー!空がいろんな色してます!」




私は観覧車の壁に張り付いて言った。




「ねぇ」



すると突然かけられる声。




「なんですか?先輩」





「さっきのさ…告白ってとってもいいんだよね?…好きだよ。俺の彼女になって?」





少し不安そうに先輩が笑う。



私は深く頷いた。



「もちろんです!」





そう言った私に先輩が被さる。




そして、唇に柔らかな感触。





「好きだよ、ユナ」