「は、長谷川先輩?」



「ん?まだなんか春原に用事ある?」



「へ?」


「ないならさ、もう近づかないで?」




女の子たちはバタバタと逃げるようにかけて行った。

それに代わって部長に近づいて行ったのはハルキ先輩。私とカナトもそれに続いた。



「なにやってんだよー。マサ、また壊れたかと思っただろ?」



「あの…?部長って?」