「あれ?ユナ上履きは?」 同じ列の少し離れたとこに靴箱があるカナトが首を傾げる。 「持って帰ったの忘れて家に置いてきちゃった」 「アホだなー」 よかったカナトは信じてくれたらしい。 でも、この嘘には欠陥があった… それは部長… まだ私は気づかない。