0時ちょうど

聞き慣れた着信音が

耳に入ってきた

そういえば

今日って…!

玲央と付き合って

1ヶ月記念だった!

そして玲央からも

1ヶ月記念についての

メールだった。

―――――――――――
玲央

1ヶ月記念
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐今日で付き合って1ヶ月!(*/∀\*)
もうそんなに経つのか…(゜□゜;ノ)ノ
まぁ…これからもよろしくな!\(^□^)/
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐―――――――――――ああ…本当に1ヶ月も

経ったんだな…

時が流れるのは早い

優しく私の背中を

押してくれた花音。

沢山傷つけたのに

『好き』と告げた私を

抱きしめてくれた玲央。

大好きな2人の優しさに

囲まれて

私は今、

こうして居られる

幸せで時が短く感じた

大好きな2人。

これからも笑い合える

幸せを噛み締めながら

私は2人に心から

『ありがとう』と

思う。

玲央に返事を送った後

私は眠りについた

朝起きて

リビングに行くと

「あれ?花音は?」

花音が居なかった

するとお母さんが

「花音なら

もう行ったわよ」

あ…もう行ったんだ。

まぁ…それもそうか。

花音が好きな男子は

朝練で早いから

合わせていって

居るのだろう

玲央と一緒に教室に

入ると花音の甲高い

笑い声が聞こえた。

相手は…好きな男子。

はぁ…花音。

楽しそうな所悪いけど…

やっぱその男子…

私の…

タイプじゃないわ(笑)

END