私の過去を全部話し終わった後も 統夜はずっと黙ったままだった。 やっぱり人殺しで汚い女は嫌だよね。 もう離れなきゃいけないかな? 「統夜、ごめん。やっぱり軽蔑するよね」 私が勇気を出してきくと、 今まで黙っていた統夜が喋った。 「おれの羅魅に…。とりあえず喝采を 先に片付けるぞ!!妹もやっぱうぜぇな。でもお前を嫌いに何かならねぇ。軽蔑もしねぇよ。」 統夜は何でこんなに優しいの? 私はいつの間にか涙を流していた。