付合って半年がたったとき、亜依羅はその彼氏が嫌になってきたので、別れを告げた。
別れを告げて一週間がたったころ、遊びの帰りに人気の少ないとこを夜道で通ったら、急に
おもいっきり頭をどつかれた。目の前がボヤけてばかりだった。
数分後よく見えてきたのであたりをみたら、知らない車の中だった。
車の中には一週間前別れを告げた元彼と、しらない男達がいた。
元彼が急にまたを開いてきた。
「やめてよ!」腕は違う男達につかまれていたので、手がだせなかった。
「うっ・・・!」痛みがきた。今でもあの痛みを忘れてはない。
思い出したくないことだった。

「大丈夫か?少し震えてるぞ?顔色悪いし」
ダイヤくんに言われて、「何思い出してるんだろう」って思った。
「う、うん。平気だよ!」
心配させたくなかったので、笑顔返した。
「ホンマか?」
「うん!」
ちょっとの間、亜依羅のほうを見ていた。
「やっぱ、大丈夫じゃなさそーだな」
「え?」
グイッ!
するとダイヤくんが亜依羅の手をひっぱってきた。
「悪いヒロト、こいつ顔色悪いから家まで送って帰るゎ。二人で楽しんでこい」
「りょーかい」