真央と5分ぐらい待っていると後ろから声をかけられた。
「もしかして、真央?」
「真央」と言われて後ろをむくとヒロトくんと、もう一人いた。
ヒロトくんった真央のこと呼び捨てなんだー。
さすが人気で有名のヒロトくん。私服もかっこいい。
ヒロトくんの隣にいた人も、ヒロトくんに負けないぐらいかっこいい。
「は、はい・・・!こっちは友達の、亜依羅です。」
「初めまして、亜依羅です。」
真央は少し緊張してた。亜依羅も緊張しているけど。
「こっちはダイヤ」
ヒロトくんが「ダイヤ」って名前を出したとき思い出した。
ダイヤくんも校内で人気で有名で一位、二位を争うほどだった。
つまり、ヒロトくんとダイヤくんが一位、二位の人気だった。
「どっか行くか」
ヒロトくんが言うと真央はヒロトくんの横で歩いて、亜依羅はダイヤくんの横を歩いた。
初対面だから、とっても気まずい!
真央はLINEでやりとりしているから、なんとか話している。
でも、亜依羅とダイヤくんは話したこともないので、何を話したらいいかわからない。
しばらく沈黙が続いた。