「亜依羅これにしたら?」
ダイヤくんが手に持ってたのは、真央と色違いの紫色のミニチャイナドレスだった。
「だから、亜依羅絶対に着ないって!!」
「いいから!オレがおごったるから!」
ダイヤくんにおごってもらうなんて、余計に悪いし!
てか亜依羅、着ないって言ったよね?
ここをぬけだそう。みんなには悪いけど。
「ごめん。亜依羅おなか痛くなったから帰るね。」
そー言ってその場を離れようとしたとき、ダイヤくんに手をつかまれた。
「オレ、亜依羅送るわ。後は二人で楽しんどって。」
真央とヒロトくんにそー言って、亜依羅達はドンキをでた。
外に出てもずっと手を繋いでいてくれた。
ドキドキしているのがわかる。
「あの、ダイヤくん・・・そろそろ手・・・」
少し照れながら言うとダイヤくんが
「亜依羅、おなか痛いの嘘だろ?さっきまであんなに元気だったのに」
げ!バレてたんだ!