窓香の隣、でも気持ち少し後ろを歩きながら、"お互いのことは、まぁまぁ知り尽くしている相手"は頭を動かし続けている。
自分のこと、他人のこと、窓香のこと、これからのこと…
色々と考えている内に、今、目の前の事まで気持ちが追いついてきた。
「ねえ。」
窓香が、その声に反応して振り向いた。顔の表情はほとんど無表情に近いが、目線が「?」と言っている。
窓香が何の迷いもなくスタスタ歩いているので最初は気にならなかったが、いつまで歩くのかも分からないので、ちょっと確認したくなった彼女は、
「本当に、この道で合ってるの?」と、窓香に尋ねた。
「んー?合ってるよー?なんで?」窓香は、普通に答えた。
(………。)
「いや、私こんな道通ったことないし、向こうに渡る橋も無いし…」
ああ、という顔をした窓香は、相手の方に向けていた体をくるっと回転させ、また歩きながら話し始めた。
「んーとねー、もう少し行った所に、人一人が通れるぐらいの橋があるんだよね。地元民しか使わないようなやつ。前、1回だけ通ったことがあるんだけど。」
(1回かよ!)
彼女は、窓香の後姿を見ながら、素直にこう思った。
(…こ、こいつ……。)
自分のこと、他人のこと、窓香のこと、これからのこと…
色々と考えている内に、今、目の前の事まで気持ちが追いついてきた。
「ねえ。」
窓香が、その声に反応して振り向いた。顔の表情はほとんど無表情に近いが、目線が「?」と言っている。
窓香が何の迷いもなくスタスタ歩いているので最初は気にならなかったが、いつまで歩くのかも分からないので、ちょっと確認したくなった彼女は、
「本当に、この道で合ってるの?」と、窓香に尋ねた。
「んー?合ってるよー?なんで?」窓香は、普通に答えた。
(………。)
「いや、私こんな道通ったことないし、向こうに渡る橋も無いし…」
ああ、という顔をした窓香は、相手の方に向けていた体をくるっと回転させ、また歩きながら話し始めた。
「んーとねー、もう少し行った所に、人一人が通れるぐらいの橋があるんだよね。地元民しか使わないようなやつ。前、1回だけ通ったことがあるんだけど。」
(1回かよ!)
彼女は、窓香の後姿を見ながら、素直にこう思った。
(…こ、こいつ……。)

