「俊弥君を待たせてるですって!?
あんた、何様なのよ!」
「そうよ!」
イヤ・・・
あんた達が呼び出したからだと思うけど・・・
「まあ、いいわ
単刀直入に言わせて貰うわ・・・
これ以上、俊弥君に近づかないでくれる?」
「拒否権なんて無いから!」
・・・・・・・・・
いや、別に・・・私としては構わないけれど・・・
大抵、あっちから来るわけだし・・・
勉強教えないといけないし
と、いうか・・・兄さんに逆らうのが怖いだけなんだけれど・・・
「ま、じっくり考えると良いわ
ただし、明日からは気をつけることね
せいぜい抗いなさい」
「なんだったら、私達三浦俊弥ファンクラブに入れてあげても良いのよ?」
そう言って去って行った通称三浦俊弥ファンクラブ
つーか、あいつファンクラブなんてあったんだ
ちょっと以外・・・
明日から要注意か・・・
兄さんにでも、言っておくか・・・