「あれ?
結局莉央達ってどういう関係なんだっけ?」
「だから、莉央は俺の・・・」
「しつけえ」
同じことを繰り返そうとするニートを縛っている紐を引っ張る兄さん。
だんだん顔が青くなってるけど、大丈夫かな?
まあ、心配するだけ無駄か・・・
「うわあああ!
柊先生、落ち着いて!
そこの人、顔青くなってますよ!」
「大丈夫だ
心配しなくても、こいつは一種の不死身と一緒だ」
ニートの顔が段々青から赤にそして・・・白くなっていった
まあ、あれだけきつく縛り付けられれば・・・
『兄さん、落ち着いて・・・
顔が白くなってる
白粉でも塗ってるみたい・・・』
「あ?
・・・よだれ垂らして・・・汚い」
「え!?
“兄さん”!?
柊先生と莉央、兄妹だったのか!?」
後ろで三浦が騒いでいる・・・
ヤバッ・・・
三浦がいたんだった・・・

