部屋に入ると状況を何もわかっていない三浦が


「今の人誰なんだよ!

泥棒か!?なら、警察!



つーか、今のって・・・柊先生?」


早口で聞いてくるけど・・・


兄さんなんて居たっけ?



私が首を傾げているのに気付いてないのか・・・


「あれ?

でも・・・柊先生にしては雰囲気が・・・



何でだ?」


私に振るの?


・・・・・・・・・


『他人のそら似よ。


警察に電話しましょう?


泥棒なんて排除しましょう・・・』


あんなヤツ、正直うるさいだけだし・・・


するとドアの向こうで


「ちょっと!

俺ドロボー扱い!?」


・・・ドアが壊れる・・・