『まったく、いい加減にしなさい。


もう、ホームルームの時間よ。


みんなが席に着いているというのに、貴方たちだけが席に着いていないの!


罰として、数学のプリントを5枚用意するから、やっておきなさい!』


「うえっ!」

「なんで俺まで・・・」


私の言葉にうなだれている2人


当たり前よ!

集団行動を乱すようなら、容赦しないんだから!



「おい・・・三浦、宮本。

さっさと座れ。


つーか、なにがあった?」


兄さん・・・いつの間に・・・


『何もありません。

気にせず、ホームルームを始めて下さい。』


「そのつもりだけどよ・・・

誰か、こいつ等を片付けてやれ。

それか、保健室につれてけ」


すると、ガタガタと音を立てて、三浦と宮本が席に着いた。

息ピッタリ・・・


さすが、チームメイトってとこなのかしら?