「取りあえず、周りの奴に言うなよ。


特に、三浦とか、三浦とか、三浦とか・・・」


三浦しかないよ!


『なんで、三浦しかないの?』


「あいつは、バカだからな・・・


ついうっかり言っちまうかもしれねえ・・・」


・・・てか、兄さんの後ろ・・・



『兄さん』


「あぁ!?」


『後ろ・・・』


水槽・・・メダカ・・・


「後ろ?


・・・うわあああああああああ!!」



兄さんの後ろでは、水槽の水が溢れ、床に散乱しビチビチ跳ねていた。



クロメダカとシロメダカが・・・



『じゃぁ私戻ります。


仕事残っているので




片付け、頑張って下さい』