宮本が私の方に近づいてくる・・・


私の席は1番後ろの窓側の端な訳で・・・


私の顔の真横の窓に手を付ける宮本



・・・窓が汚れる・・・


『何?

仕事できないんだけど』


「お前さ・・・

今もそうだけど、男と2人っきりって無防備じゃねーの?」


『悪いけど、そんなの知らない。


取りあえず、どいて』


どいてくれるように、宮本に言うが・・・


「やーだ」


即答で返された・・・笑顔・・・


しかも、だんだん宮本の顔が近づいてくるし・・・


え?


なに?

何しようとしてるの?こいつ


蹴ってやろうかな・・・?


なんて、考えていると、パンパンと、


教室の入り口から音が聞こえた。


入り口には・・・