『・・・じゃぁ今日は、

今やったプリントを家で直してきて。


答えは渡しておくから。』


答えのプリントを三浦に渡す。


すると、さっさと荷物をまとめて


「分かった!

部活行ってくるぜ!」


と、部活に行こうとしていたが、


『・・・三浦・・・


時計見て・・・』


時計を見ると、もう下校時刻を過ぎており、


部活どころの話ではなかった。


「うわっ!マジかよ!


莉央、今日は色々サンキューな!

明日も頼むぜ!」


『別にいいわ。


ただ、早く帰らないと・・・


閉じ込められるわよ。』


今日の日直の先生はお・・・じゃなくて、

柊先生だったから・・・


「マジか!

じゃぁ、早く帰ろうぜ!」


『え?』


「世話になるから、送ってくよ!」


『きゃっ!』

いきなり腕を捕まれて、三浦に連れて行かれる。


何も起こらなければいいけれど・・・