「な、なら別にいいんだ」 「はぁ?」 わけ分かんない。 「ほら、授業始まるぞ‼︎ とっとと前向け‼︎」 そう言って、黒板を指差す榊。 「呼んだの榊じゃん」 ぶつくさ文句言いながら榊を睨む。 「.........て、顔赤いじゃん。大丈夫なの?」 顔を覗こうと身体を乗り出した瞬間、べしっと頭を叩かれる。 「い......「っるせぇな‼︎ 前向け前を‼︎」 声を張り上げた榊に、一瞬肩が跳ねた。