いつも笹倉から誘われているのに、しまいには俺から誘っていた。 それは、あまり女子と話さない俺にとっては、自分自身驚きでもあった。 でも、笹倉が隣にいることは、嫌ではない。 むしろ、一緒にいて安心するぐらいだ。 「ねぇ、クレープの中にあるアイスさ、どんな味が好きなの?」 笑顔で俺に質問してくる笹倉に、つられて俺も笑顔になってしまう。 「俺は、グレープかな」 「え、ほんと? 凄い偶然だね、私もグレープ好きなんだよ」 「......確かに」