「よし、行くか」 ふと、そんな声が聞こえてきて、ゆっくりと目を開ける。 目の前には、当然、榊がいて。 立ち上がったかと思えば、あたしの手首をガシッと掴んできた榊。 「え、え、ちょ榊⁉︎」 思わず大きい声を出しながら、引っ張られるようにして立ち上がると、ズカズカ大股で歩く榊の後ろを小走りしながら着いて行く。 榊、一歩が大きい...‼︎ そう思いながら、必死に榊の後ろを着いて行く。