その場に立ち上がり、鞄を肩にかけると、榊の横に立つ。 そのまま、ガシッと片手で榊の肩を掴むと、思いっきり前後に揺らしながら声を出す。 「榊ー! 起きてー。アイス奢ってくれるんでしょー?」 ......しつこ過ぎるのは自分で分かってるけど、アイス食べたいんだから仕方ない。 今日奢って貰わないと、スッキリ忘れられてしまいそうな気がするんだよね。 『あ? んな約束したかー?』 とか言って。 まぁ榊ならありえるよね。 そんな事を思いながら、のっそりと机から起き上がる榊を見る。