「ん。つーかお前立ち上がってどっか行くのか?」 不思議そうに聞いてくる榊に、小さく頷く。 「ほら、あと少しで授業終わっちゃうし、戻らないとね。来てくれてありがと」 そう言って榊に背を向けると、歩き始める。 「おう。じゃ、あとでな。俺もうちょっと経ってから戻るわ」 聞こえてきた声に振り返ると、 「うん、じゃあね」 そう言って、体育館倉庫を後にした。