『別にサボってるわけじゃないんだからね。それよりさ、体育館倉庫の鍵開けてくんない? あたしなぜか閉じ込められてるんだよね』 何度か読み返して、小さく「よしっ」と頷くと、送信と表示されている画面をタッチした。 携帯をロックすると、マットの上に座り再び天井を見つめる。 榊......ね。 意外とヒーローなのかもしんない。 ......なぜかあたしの異変に気づいてくれるんだよね。 まぁ...気づかなくていい事まで気づく時があるのは嫌なんだけどね。