あたしに明日は来るのでしょうか。




「無理だから。春山君はなかった事にするだけでいいの。じゃあね」


青になった信号機をチラッと見てそう言うと、その場を駆け出す。



お願いだから来ないでよ。



そう思いながら、走るスピードを上げる。



でも、思い通りにいかないわけで。


「あ......おい、中山‼︎」


慌てたような声が後ろから聞こえた。