もし違う人に見られたら、たまったもんじゃない。 陽架里の好きな人だし。 誤解されるのはごめんだ。 そう思いながら、歩く速さを上げる。 もう早く家に帰りたい。 そんな思いで赤になった信号機を見つめる。 ...なんでこういう時に限って赤なの。 イライラする気持ちを抑えるように、つま先で地面をドンドンと叩く。