トイレへ駆け込んで 走り疲れて扉の前でしゃがみこむ 私は1年半ちかく ずっと先輩を想い続けてきた 少しでも意識してほしくて いつも使ってるやつより ちょっと高めのシャンプー使ってみたり 真っ先に先輩にタオルを渡したり それなりに努力はしてきた だけど先輩は…… 「安西」 「………………っ!」