式が終わると、ベビーブルーのソファに案内され、2人で座っていた。

「本当に結婚したんだな。」

上を向きながら小さく言う、白鳥和正は私、白鳥由衣の夫だ。

「そうだね。ついに、来たんだね。この日が。」

青い空を見上げた。

天井は一枚の窓だけで、きれいな青色の空が堪能できる。