~ライバル?~




春季に、恋をして、一ヶ月がたった。
今日は、小夏と春季と大嫌いな翔平と4人で遊んでいた。






翔平は、いつも私に意地悪をいってくる。





だから、大嫌い!






今日も、また翔平に、意地悪されながらも、スルーして、春季と、一緒に遊べていることを実感しながら楽しんでいた。











ついには、遊び疲れて、コイバナをすることになり、やはり、好きな人の話になった。




好きな人、暴露大会が行われて、一人ずつ言っていった。




小夏は、小柄な弟系男子の修也君。






私も聞かれたがいないことにしておいた。






さすがに皆の前じゃいえないからね。。。笑。






そこで思いきって聞いてみた。






「春季は?好きな人居ないの?」






私は、胸をドキドキさせながら、返事をまった。



すると、




「いるよ。...杏樹。」


あっ。そっか、やっぱいたか。






少しでも期待していた、自分が恥ずかしくてしょうがなかった。








自分が傷つくとわかっていながら、春季のことが知りたいとおもっているワタシは、歯止めがきかず...。










「へぇ。どんなとこが好きなの?」






バカじゃないの?




聞いてどうすんのと思いつつ。




聞いてしまった。







「俺さ、髪の長い子がタイプなんだょね。しかも、可愛いしあいつ。
あっ。誰にも言うなよ?」






「言わないよ...。うん。言わない。」





自分で聞いておきながら、内心凄く焦っていた。






なぜなら...。






杏ちゃんも、春季のことが好きだったから。




あぁ。どうしよう。








ばかだぁ。あたし。