「田中!ちょっといいか?」
私、田中マリアは先生に呼ばれた。
「今日から探偵部は廃部だから。」
「えっ!ちょっとまってください!」
「待って!って言ったって探偵部はあまり活動していないだろう?それに部員はたったの5人。この学校は全校生徒300人だろう?そのなかの5人しか探偵部に入っていないんだ。吹奏楽部なんて40人もいるんだ。まあ40人部員がいればどうにかなるけどな。」
「…」
「じゃあ探偵部は廃部な。」
「一つだけ聞いてください。いじめられっ子を見捨てないでください!間違っても自分で解決しろ!なんて言わないで!その子の気持ちになって考えて見てください。」
「わかった。約束する。」
「ありがとうございます。」