「ぐ…おのれ…人間ども…」 苦しそうにもがきながら怒りに震える魔王。 もうだめだ…。 レンたちの身体はもうボロボロだ。 魔王は、苦しんではいるけど、レンたちの身体が持たない。 このまま負けてしまうの? こうして倒れていく仲間を見ているしかできないの? そんなの… 「そんなの嫌あああああ!!!!!」 眩い光がネックレスから放たれる。 その光は、騎士たちの武器に繋がれる。 「え……」