「「人間!ぶっ殺す!」」 「「姫もいただいていく!」」 悪魔たちは口々に言うと四方八方から襲ってくる。 襲ってくる悪魔をソウシたちが剣で薙ぎ払う。 レンは私の側にいて私を守ってくれている。 私は……。 ―あなたは自分では何もできないお姫様だ。そう、ただ守られるだけの セリムの言葉が頭の中でこだまする。 払っても、払っても、次々に襲いかかってくる悪魔。 どれほどの数がいるんだろう。 空が黒く染まる。 「おいおい、もっと楽しませてくれよ」 あざ笑うかのような声が響いた。