おばあさんから受け取ったネックレスを手に外に出る。 何気なしにそのネックレスを首にかけた。 ネックレスなんて、ガラじゃないのに。 不思議だ。 「紗南!」 突然の声に顔を向ける。 そこには浩太の姿。 「浩太・・・」 「お前、こんなとこで迷ったらどうするんだ」 「ああ、平気よ。私方向音痴じゃないもん」 よかった、普通に話せてる。 「・・・紗南。この前言いかけてたことだけど」 「え・・・」 浩太の真剣な目。 やだ、やめてよ・・・。 私、聞きたくないよ。