「いざーーー、行こーー...!」 最後は迫力のある声で終わった。 やば、感動で涙でそう。← 「どーだった?俺の!」 「涙が出ます。」 「は!?そんなに!?」 まさか空也くんの歌声が聞けるなんて思わなかった。 今日寝坊してよかったなー...なんて。 「じゃあ次あたしね!」 「おう!」 こうしてあたしたちは交代で3時間歌い続けた。