「でも、もう会えないかも。」
あたしは俯いた。

「羅愛...。あんたって...『いらっしゃいませ~♪』

えっ?!
ココドコ!?
あ。カラオケか!
そーいや、カラオケ行ってたんだっけ?
空也くんのことですっかり忘れてた!

『何時間コースにされますか?』
ここのカラオケ店の制服らしき服のよく似合う目のぱっちりした可愛らしい店員さんがたずねてきた。

んー、今日は三時間くら...「フリータイムで。」

おぉ、さすが咲さん!