怖くて、涙がこぼれそうになった。
その時

「いっ!いでででででで」

あたしを触っていた中年のおっさんの下品な声がバスに響いた。

「えっ!?」

あたしはなにがおこったのかと後ろを振り向いた。
すると、

「...大丈夫かよ」

えっ....