「誰か、誰かお母さんを助けてよぉ!ねぇ!誰か!!」


叫ぶ少女。



しかし、誰にも助けることは出来ない。


周りは、顔を歪めて見つめるのみ。




そうしている間にも、

悪魔の鐘は鳴った。