「お母さん」 そう泣いて逝った子は、 今もお母さんを呼んでいるだろう。 そして、恨んでいるだろう。 憎んでいるだろう。 今、親子で仲良くしている人を。 笑顔で笑ってお母さんと喋っている、 手をつないでいる人を。