…!?

意外だった。意外すぎたくらいだ。
彩が沖田の攻撃を弾いのだ。
さすがに受け止めれはしなくて、俺の頬をかすったが、それだけですんだんた。
そして素早く隣のバテてきた野郎の首を俺が切り落とした。

ブシャアァァァアッ…。

初めて斬った人の首。初めて人を殺した。
変な気分だった。…ッ。最悪だ。

だが、彩が俺を助けに来たことにより、男子一人は彩を守りに来たらしく、もう一人の男子は今敵と戦っていて精一杯だ。もう一人の女子が危ない。

「彼女を助けろ!」

時すでに遅し。俺の周りに死体が2つ転がっている。殺した犯人は沖田だった。俺はこれ以上沖田を生かしておいたら、また犠牲者がでると思い、沖田の元に突っ込んだ。
が、しかし、沖田は俺から逃げながら彩の方に走っていった。

(やばい…彩が…)

そう思った時には、沖田は剣を振り上げていた。くそ…間に合わねぇ…。そう思った。
ガッ…カキン!