私の頭の中に
彼の照れた顔が永久保存されたところで
それぞれの宿泊先に帰ることにした。


森くんは私のところまで送ってくれた

歩いてると急に立ち止まって



ギュッ

私、森くんに抱きしめられてるんだ
そう理解するのには少し時間がかかった


「今日ほんとに楽しかった
れなちゃん、ありがとな。」

そう言って彼は自分のとこに
帰っていった。



なんだったんだろう・・・?
少しずつ..少しずつ
鼓動が早くなっていく。



男の子ってわかんないなぁ。
そんなことを思いながら帰った。