こんなことがあって、月日が流れ、私は
もう卒業。

いろんなことが沢山あったけど、英甫がいてくれたから、どんなことも、乗り越えられた。

英甫、本当にありがとう。

そして、卒業式が終わり、教室では、英甫の話を、聞いていた。

ぼんやりしながら、聞いていると、
「有村!」
急に名前を呼ばれた。「は、はい!」

「教壇に来い。」何事かと思いきや、英甫が急に、「俺と、有村は付き合っている。みんな、黙ってて悪かった。」
すると、クラスのみんなは、「えー嘘!先生と七海が?!」

「うん、そうなんだ。」すると、「そうなんだ。おめでとー」と、みんな言ってくれた。