キーンコーンカーンコーン

HR終了のチャイムが鳴る

委員長「起立、気をつけ、礼」

女子1「森澤くーん!」

翔也の周りに女子が群がる

女子1「この間は大丈夫だった?
わたし心配しちゃった…」

翔也「ありがとうな。全然平気やで」

女子2「それって中穂さんのせいなんでしょ?中穂さんて本当最低」

翔也「麻華は悪くないで。
そういう事言うのは辞めよや」

翔也は真剣な顔で言った

女子2「ご…ごめんなさい…」

翔也「ほら、授業始まってまうで」

女子1「またね森澤君♡」

陽葵「本当人気よねー」

麻華「……」 

なんか…モヤモヤする…

陽葵「そうよね…やっぱり気になっちゃうわよね…いいわね~…」

麻華「そ…そんなんじゃない!」

4限目の授業中

この時も数字

翔也「麻華ぁここはなにするん?」

麻華「あぁ、ここは…」

と…教えてるとこを睨む女子達

麻華達は気づかない

昼休み中

女子1「中穂さんちょっと…」

団体で来た

15~16人くらいの団体に
女子トイレに連れて行かれた

麻華「なに?」

女子1「中穂さんさぁ
なんで森澤君と仲良くなってんの?」

麻華「なんでって隣になったから?」

女子2「そんなん聞いてんじゃないの」

女子3「あんまり仲良くしないでくれる?」

麻華「なんでそんな事言われないかんの?」

女子2「その態度チョームカつく」

女子1「あんたは女には手だし出来ないんでしょ?」

女子達に殴られる麻華 

麻華「いっ…」

女子達はスタンガンを持っている

教室では

陽葵が心配そうな顔をしている

翔也「矢崎さん、麻華は?」

陽葵「それが…」

女子達に連れて行かれた事を話す

翔也「ヤバいな…」

陽葵「どうしよう…」

翔也「女子って恐いな」

陽葵「そうなのよ…」

翔也「俺…また行ってくるわ…」

陽葵「そんな…いくら翔也君でも危ないよ」

翔也「大丈夫や」

陽葵「私も行く」

翔也「せやな、行こか」