次の日

登校しようとすると

家の前に翔也がいた

翔也「おはよ!」

麻華「おはよ。何してんの?」

翔也「待っててん」

麻華「誰を?」

翔也「麻華に決まってるやん」

麻華「な…何で?」

アタシは一瞬胸が締め付けられた感じがした

麻華「(なにこれ…コレが恋っていうの?
翔也のこと変に意識してんの?
どっちにしろ気づかれないようにしなきゃな…)」

翔也「麻華?具合でも悪いん?」

麻華「全っ然!」

翔也「なんか…怒ってる?」

麻華「怒ってない怒ってない」

翔也「そっか、ならええけど」

陽葵が来た

陽葵「おっはよー」

翔也「矢崎さんおはよぉ」

麻華「おはよ」

陽葵「あれぇ?あれあれ?
仲良く登校?
まさか…脈あり?いいねぇ」

麻華「ちょっ…」

翔也「せやねん(笑)
さすが矢崎さん!分かってるなぁ(笑)」

翔也は冗談をいう

陽葵と翔也は笑ってる

アタシはそんな心の余裕がない

麻華「も…もう!早く行かねぇと遅刻すっぞ」

翔也「ああ、せやね。はよ行こか!」

翔也は至って普通だ