いつもと変わらない




朝、目覚ましで目が覚めて





制服に着替えて




自分の部屋を出て1階に下りると




洸紀がいる





「おばさんの目玉焼きまじうまい!」




そう言って本当に美味しそうに黄身の部分を頬ばろうとする




まさにその頬を



あたしは抓った




「なーにあたしの分まで食べてるの!」




「いでっ、放せ」




大袈裟に痛がってみせる洸紀