あなたには聞こえますか…………

「中山 雅代さんねぇ。

こんな大惨事後だからな、また死亡とか

聞かされるかもしれんな。

あまり期待は出来そうにないか。

大半の人間がいないんやしな」



自分に言い聞かせるように話し、義信は

車を走らせた。