「先程も言いましたが、秀美くんの安否

の為にお伝えするだけですぞ。

決して疑いの目は向けてくださるなよ。

あなたは疑っているみたいですがね」



「わかりました……」



1枚上手だと感じながら、義信は年賀状

の住所と名前をメモに取っていた。